通勤中に泣き崩れたはなし

きょう、昼すぎ。職場の最寄駅から職場までへの道を歩きながら泣きじゃくり、カフェのそばで泣き崩れた。

きのう、副店長からかけられた言葉で、騙し騙しやりくりしていたこころが、完全に弾けてしまった。

 

3人くらい声をかけてくれて、背中をさすってくれて。最後に声をかけてしばらく傍にいてくれたご婦人は、こんな見ず知らずの人間の涙をみて、おなじように目を赤くしてくれた。手をにぎってくれて、外気で冷えてるけどとてもあったかくて、すっごくこころづよかった。お陰でだいぶ呼吸が落ち着いた。連絡先をきけばよかったなあ。

 

泣き崩れていた場所からすこし離れた、高架下のブロックに腰をかけて、母親にメールを送った。母親はこういう痛みをわかってくれる。仕事中に心配をかけてしまったのは申し訳ないけど、冷静に、でも寄り添った対応をしてくれるから、ありがたかった。

母親とメールのやりとりをしながら、Twitterにも駆け込んだ。ちょうど昼休みの時間だったからか、いつも声をかけてくれるひとたちが、きょうもあたたかくしてくれた。いつもたすけてもらっている、ほんとうにほんとうに、たいせつな友人たちだ。もちろん声をかけなくても、ふぁぼで応援してくれてるひとのことだって感じていた。ほんとうにありがとう。

 

呼吸もだいぶ落ち着いて、シフトを確認してから、職場に電話をかけた。オフィスのスタッフが、苦手なひとじゃなかったから、電話できた。苦手なひとだったら、もう、その時点で、なにもできなかったかもしれない。

店長に代わってもらって、つっかえつっかえ、状況を説明した。接客はできないだろうから調整はするけど、副店長とはなしができるなら、はやいうちにしたほうがいいのではないか、と。副店長の出勤時間にあわせて、はなしをする時間を設けてもらうことにした。

 

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まずはあたたかいものを飲もう、と、コンビニに向かっていたら、休憩中であろう店長と遭遇した。店長なりの気遣いをひしひしと感じるやりとりをして、コンビニへ。ホットのペットボトルと、つまめるパンと、ノートとペンを買った。イートインコーナーであたたまりながら、あたまとこころの整理をした。ポケットティッシュを使い切ってしまったので、ボックスティッシュを買ってから職場へ向かった。あたたかい飲み物も、ひとつ、追加した。

 

副店長は、本来、誠実なひとだとおもう。

だからこそ、ひとことひとことに勘ぐりを入れてしまう。その繰り返しで、今日、こうなってしまった。

 

おはなし、まさかのマンツーマンでちょっとびっくりしたけど、でも結果的によい時間になったとおもう、わたしにとっては。

わたしはとてもスッキリした。でも、きっと、あの時間は副店長にとってとても暴力的な時間だったとおもう。「わたしはあなたのせいで傷ついた」という主張は、それが事実か否かにかかわらず、忌むべき暴力だとおもう。わかっていても、今回は、どうすることもできなかった。

副店長は、逃げたり誤魔化したりせずに、何度も謝ってくれた。そのうえで、どういう意図での発言だったのか、とか、自分はこうするべきだった、とか、きちんとはなしてくれた。

 

  • 「なんでこうしないんですかね?」に対する「あなたが研修すればあなた好みのスタッフを育てられる」→好みの問題ではない
  • 初の新人研修を終えたわたしへ「これで教えることの大変さがわかるでしょ?」→重々承知
  • わたしに対する他スタッフからのクレームを、わたしにそれが伝わるような形で話したこと
  • シフトきつい

 

だいたい上記をはなした。

 

ほかに働くうえでしんどいことはあるか、なども、丁寧にヒアリングしてくれた。

最年長パートのおばさん2人がそれぞれマジきついという話をして、でも彼女たちはもう変わらないから、わたしが彼女たちから出来るだけ離れられるようにシフトや空間を用意することもできると提案してくれて。

それから、これまでにも何度か「明日無理かも」と思いつつ、シフトの代わりを探したり電話をかけたりという過程を思うと働いたほうがマシ、と無理やり働いていたこともはなした。それで、緊急時だけでも、ショートメールで連絡しても良しとするように、ほかの社員にも働きかけてくれた(きょうはちょうど社員MTGの日だった)。

 

 

ありきたりだけど、話せばよかったんだなあ、ということばかりだったんだとおもう。

 

明日の勤務は休みにしてもらった。他のひとに負担をかけてしまったことは申し訳なかったなあ。ありがとう。またお菓子もっていこう。