雑感 〜2019年8月18日

毎週末、どこぞの夜空に花が咲く、音、がする。残念ながら音だけが届くそれは、騒音でしかないのだけど。このあたりでいちばん大きな花火大会がある日は、日中、浴衣を着たカップルが何組も映画を観にきていた。浴衣くずれないの?

 

ここのところ、シフトがしんどい日が多くなった。うちの劇場は春先からガンガン採用活動をしていたので、スタッフの数自体は足りてるはずなんだけど。まあ、きちんと育ってないんだろうなあ。むずかしいところですねえ。

新人さんたちを育てきれずに夏商戦に入ってしまったのはとりあえず仕方ないとして。新人さんでは至らない部分をカバーするべきベテランスタッフのなかで、負担の多い・少ないが分かれているのが、いちばん問題なのでは?というきもち。

真面目なひとやよく気がつくひと、察するひとは、どうしても負担がふえてしまうけど、それをうまく均すのは上長の役目なのでは?とか、おもったり。採用するだけして、あと放り投げて、気が向いたときにだけやんややんや口を出す、って、上長のあり方としてどうなん?と、おもいまする。

 

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久々にナナズグリーンティーに行ったら、勢いあまってパフェとか頼んでしまい激しく後悔した。寒いし甘いし、後先考えて注文してほしいよほんと。衝動性め!

 

 

そろそろ午前十時の映画祭の『ローマの休日』のターンが終わってしまうので、バイト休みだけど当社比早起きして観に行った。初『ローマの休日』を、スクリーンで観られてよかったなあ。オードリー・ヘプバーンはほんとうにかわいいねえ。

午前十時の映画祭、今年でFINALということで、さみしさもあり。しかし、東京に住んでたころは割と利用できていたけど、実家に戻ってからは“午前十時”がつらくてなかなか利用できていなかったので、さみしいとか言える立場でもないのであった。FINALだからなのか、単に私が知っているタイトルが多いだけなのかわからないけど、この後の上映予定もたまらんラインナップですので、お近くで上映館がある方はぜひ行ってみてくだされ。回し者か?

上映スケジュール一覧 - 午前十時の映画祭10 デジタルで甦る永遠の名作

ローマの休日』のあとに、ようやく新海誠『天気の子』を観た。観たんだけど、そのあと興奮する出来事があったため、感想など考えていたことほとんどすっぽぬけました。

 

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ブックカフェで涼んでいたら、すてきな出会いが。ふら〜っと映画関連のスペースに立ち寄って、棚を眺めていたら、大学でいちばん好きだった先生の名前が目に飛び込んできたのだ! しかも、わたしが先生の授業を通して好きになった映画監督のひとり、ロベール・ブレッソンのインタビュー集の訳書ときた! いやまってこの本いつでたの? ぜんぜん知らないんだけど? 奥付を見たら、2019年3月29日、とある。そりゃしらんわけだ、私はもう卒業していた。えっ待って本体価格よんせんはっぴゃくえん……? ごせんえんこえるよねこれ……? いまお財布にせんえんしかはいってないんだけど……? などなどという脳内の興奮をほぼそのままツイッターに垂れ流したところで、先生のツイッターアカウントが開設されていることを知る。即RTしたけど、脳内垂れ流しすぎである。

しばらくして、先生ご本人からDMをいただいてしまう。覚えててくださったよ。うれしい。高いとか言ってごめんなさいほんと。「映画の授業やってても本当に映画が好きな学生はそういないから覚えてる」とまで言ってもらって、もうほんとうに、なんかもう学部生としての6年間が報われたよね。

学位の大切さなんて未だによくわかんないし、安くない学費とか交通費とか負担してくれた親にせめてもの誠意を、と卒業まで漕ぎつけたにすぎないから、進学なんて・一人暮らしなんてしなきゃよかったとずっと思ってたけど、首都大に行ったからこそ角井先生の授業を受けられたわけで。あ〜〜〜、なんか初めて、心の底から首都大行ってよかったっておもった。幸せだよほんとに……。

即座にお金おろして連れて帰ってきました。いぇーい。さいこう。

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